宮ちゃん ~保護猫ストーリー~

宮ちゃんは、去年の11月の末に「昨日の夜に小宮公園で犬の散歩をしていたら、動かない猫がいて、保護をしたけれど、飼えないので引き取って欲しい。」と連絡がありました。

その方は、宮ちゃんをすぐに動物病院に連れて行って、検査や治療をして下さいました。

その結果、乳がんと診断されたそうでした。

右の脇腹には、外敵に襲われた時に出来たと思われる傷があり、左の脇の下には腫瘤があり、血がにじんでいました。さらに、右の第3乳頭が自壊し、周囲に乳腺腫瘤が多数あるとの事でした。

すぐに死んでしまうかもしれないけれど、外で寒さと飢えで死んでしまうのでは、あまりにも可哀そうと思いました。せめて温かい部屋で、お腹いっぱい食べさせてあげようと思い引き取ることにしました。

小宮公園で保護されたので、宮ちゃんと名付けました。

少しずつ、元気になり、脇腹の傷はすっかり良くなりました。

脇の下の腫瘤は、まだ、血がにじんでいますが、なんとか小康状態を保っています。

オイルヒーターの前が宮ちゃんのお気に入りの場所です。

宮ちゃん、温かいお部屋で、お腹いっぱい食べて、1日でも長生きしてね!